カメラマンではなくなってきた。
写真を撮るだけでは解決できないことが増えた。LINE、サイト、予約、決済、顧客管理までつないだ先に、新しい職業の輪郭が見えてきた。
元々、ただのカメラマンではなかった。
写真を撮るとき、見ていたのは光や構図だけではない。
その人が、どこで緊張しているのか。
何を大切にしているのか。
場の中で、誰と誰がつながっているのか。
言葉になっていないものを見つけ、残る形に編集する。
それが写真の仕事だと思ってきた。
ところが最近、写真を撮るだけでは解決できないことが増えた。
いい写真があっても、届け方が分かりにくい。
Webサイトを作っても、予約が別の場所にある。
LINEで相談を受けても、その後の顧客管理へつながらない。
イベントが成功しても、受付や集金、写真共有を担当した人だけが疲れ切っている。
そこで、写真の外側まで作り始めた。
動画、LINE、Webサイト、アプリ、予約、決済、顧客管理。
それぞれを単品として作るのではなく、人や事業が自然に動く一本の流れとしてつないでいく。
気づけば、納品しているのは写真でも、サイトでもなかった。
「人や事業が動く状態」
そのものになっていた。
カメラマンではなくなったというより、カメラマンとして身につけた観察と編集を、事業全体へ広げているのだと思う。
困っていることを見つける。
必要なものを選ぶ。
複雑なものを、分かりやすくつなぐ。
そして、その人自身が仕組みの管理に追われないようにする。
今の肩書きは、クリエイティブ・システムデザイナー。
まだ、一般的な職業名ではない。
でも、作るものから考えるのではなく、困っていることから考える今の仕事には、この名前がいちばん近い。
Jonathan + Elio
Fukuoka, Japan